Forest Days

フォレストデイズ

ミルウォーキーエンジンの本当の実力

ど~も~てんちょ~です^^

2018年モデルのハーレーは、

ダイナモデルがなくなり、

ソフテイルモデルに統一されたことは、

先日のブログで触れましたが、

先日のブログはこちら→新型ソフテイル

それに伴い、スポーツスターを除く、

ビッグツイン全てがミルウォーキーエイト

エンジンに統一されたことは、

既にご存知の方も多いはず!

各ディーラー様には、

展示車が並んでいますので、

是非、現車を見たい方はレッツゴー!

ここから、今回の本題です!

2017年モデルで、既にツーリングモデルは

ミルウォーキーエイトエンジンに

変更されていたわけですが、

実際の所、以前のツインカムエンジンと比べてどう違うのか、

気になっている方も多いのではないでしょうか?

ハーレー各紙に詳細は載っていますので、

詳しいことはそちらに  おまかせするとして、

当店も何台かのミルウォーキーエンジンを、

チューニングをさせて頂いていますが、

誤解を恐れず率直な感想は、

チューニングしても ツインカムと比べて、

 2014年以降のツインカム103と比べて 

「そんなに変わらないなかな?」

ってのが1番の感想です^^; 

 

4バルブ化は勿論のこと、

見えないですが、ビッグスロットルボディするなど、

ツインカムモデルをパワーアップする為のアイテムが

最初から装着されており、

正直期待が、かなり大きかったので

結果にがっかりでした

 

しかし なんとかならないのか?

との問いに導きだした答えは

 

ミルウォーキの本来のポテンシャルを発揮する為に

生まれたパーツは、こちらのカムシャフト

T-man Performance製 アメリカでは有名です

ツインカムは名前の通りカムを2本必要としますが、

ミルウォーキーは1本で済むので、

随分とお値打ちに取付が可能です!

作業画像はこちら

力まかせ、風まかせの整備では駄目ですから~

専用工具を使用しながらしっかりと組み付けていきます!

左がノーマルカムで、右が今回使用した、

T-man216カムです!

随分と形が違うでしょ~!

これが、最良・最高の結果を

もたらしますよ~ 

な・な・なんと結果は

107のミルウオーキーエンジンで 余裕の

100馬力超え!

もちろん燃調のインジェクションのセッティング技術も必要ですが

ツインカム110モデル、

いわゆるCVOやSシリーズの1800ccの

排気量をもってしても超えなかった大台を

あっさりクリア~!

見にくいと思いますが、

グリーンがSTOCK状態!いわゆるどノーマルです

このままでも十分のスペックですけどね^^

レッドがマフラー&エアクリーナー交換、チューニング

こちらの数字は2014年以降のTC103とそんなに変わりません

ブルーがカム交換・チューニングのグラフになります!

TC103にカム交換だけでは100馬力はなかなか超えません(T_T)

正に羊の皮を被った狼でしたね~

これ狼かな?

 

 

ミルウォーキーのエンジンの本来の性能が

たった1本のカムで引き出せるとは

思いもしませんでしたね。

先程も書きましたが、ツインカムと較べて、

あまりパワー感、変わらないな~、と

言われ続けてましたが、

本来のポテンシャルを引き出せば、

ツインカムより、当たり前ですが 

進化してます。

 

ミルウォーキーは、まだまだ可能性を

秘めているエンジンの為、

新型ソフテイルのミルウォーキーエンジン達が、

ますます楽しみになってきましたね~^^

 

フォレストウィングでは、

インジェクションチューニングの技術を活かし、

お客様にハーレーの本来の性能を感じて

頂ける事をモットーに、

作業に取り組んでおります!

 

今回のミルウォーキーのパワーアップも

パワーを上げる事が目標ではなく、

低速から高速まで、気持ちよく

アクセルを開けたら、レスポンスよく

加速していくようになりました^^

 

でも よくある質問ですが

なぜ パワーアップするの~?

 

いつも言いますが

ハーレーだからですと、

安心して出せる最高速度は120kmぐらい

だと思います!

別に今回のように、カムを交換しなくても走れます!

 

国産250ccのバイクでも速度は出せますよね^^;

あくまでも速度です!

 

でも加速力は 排気量やパワーやトルク

で変わります!

間違いなく変わります!

 

このブログをここまで読んでくれている方々が、

いつも乗っているバイクはハーレーが多いはず!

 

皆さんはなぜ?

ハーレーに乗っていますか?

 

色々な理由で手に入れていると思いますが 、

理由の一つとして多く上げられる声は、 

大排気量の2気筒Vツインエンジン! 

2つのピストンが、おりなす爆発力で 、

ありあまるトルクでグイグイと加速する、

そんなエンジンに魅力を感じている、

方もきっと多いと思います!

 

しかし、何百万円も支払って手に入れた、

ハーレーが本来のトルクが出て

いない状態なんです!

ただそれだけの事です^^;

もったいないと

思います(T_T)

 

 

本気で遊ぶなら本気で遊びましょ!

お金はかかりますが、

本当の楽しさも手に入りますよ! 

僕達も本気で応援します!

フォレストウイングでは、 

誘惑のパーツ、

カム交換KITを、

常備在庫しています!

作業のご依頼・相談ドシドシ

お待ちしておりますm(_ _)m

 

お見積もり等は下記のバナーをクリックしてね〜

 

 

 

追記(2月17日)

ミルウォーキーエンジンのカム交換のパワーグラフの紹介です

左タテ軸がパワー 右タテ軸がトルク 横軸が回転数になります

測定は ギアを4速に入れ 1500rpm付近より

スロットルを一気に全開にして測定しています

グラフのタテ軸はそれぞれチョット違うので

注意して見てください

また 低回転でトルクが落ち込んだグラフに

抵抗があり気になる方も多いと思いますが

実走行では気にならないと思います 

と言うのも実走行で 計測測定するようなスロットル

の開け方をしないので 安心してくださいね

でも どうしても気なるな〜 と言う方

100馬力には届きませんが 

87馬力前後でトルクの落ち込みが少ない

カムもスクリーミンから出ておりますので

ご安心を !あくまでも 好みの問題ですからね

 

でもね ハーレーの100馬力は 魅力ありますよ!

さあ!見ていきましょう

 

上記は T-man 216 Cam   103馬力

車種 2017 FLHX 107  マフラー V&H パワーデュアル+450オーバー

エアークリナー アネンレス10ゲージ 

 

次に

上記は  S&S 475 Cam  103馬力

車種 2017 FLHX107   マフラーV&H パワーデュアル+450オーバー

エアークリーナー パフォーマンスマシン MAX HP

 

次にT-man  VS  S&S

上記のグラフは 比較です

2017 FLHXの 赤色がS&S 青色がT-man 

ほぼ一緒の感じですが 乗り比べて 実走行すると低回転は若干

T-manの方が乗りやすく感じました 

アイドリングの感じは 共にカムを交換後の迫力ある音に変わります

甲乙つけ難い どちらも良いカムです

 

T-manもS&Sもカムの特性(プロファイル)は若干の違いは

ありますが ほぼ似た様な特性になる為

 

次はFLTRで エキパイ(ヘッダーパイプ)の違いを紹介します

まずは

上記は T-man 216 Cam  98馬力

2017 FLTR107   マフラー V&H デュアルドレッサー(独立パイプ)

100馬力に届きませんが V&Hのパワーデュアルに比べると2500rpm

付近のトルクの落ち込みがなく スムーズにトルクが盛り上がる

データーになります また音量も大きめになります

 

次は ノーマルのエキパイ(ヘッダーパイプ)

上記はS&S 475 Cam  94馬力

2017FLHX107  マフラー ノーマルエキパイ+V&H450オーバー

なかなか良いと感じます カム交換後の2500rpm付近のトルクの

落ち込みが少ないですが やはり 触媒が入っている為

高回転の伸びがイマイチですね  100馬力に届きませんが

乗りやすいと感じました

 

次は エアークリナーの違いになります

上記は S&S 475 Cam 110馬力 青色 S&S 赤色 ノーマル

2017FLTR107   マフラーV&H パワーデュアル+450オーバー

エアークリーナー スクリーミンイーグル ヘビーブリーザー 

やはり高回転での空気の吸込み量が多いと馬力が上がりますね

107での結果として110馬力は上出来だと思います

 

次に ソフテイルではどうでしょう

上記は S&S 475 Cam 

111馬力ノーマルとの比較です ブレイクアウト

車種 2018 FXBRS114  マフラー V&H ショートショット

エアークリーナー ストック(ノーマル)

正直 音の迫力も違いますが 加速感が凄いです

しかし デメリットもあります ソフテイルは

ダブルバランサーが付いている為か

1200rpm付近でクラッチを繋ぐとエンジンの

回転数が落ち込んで発進しにくくなります

1500rpmぐらいで半クラで発進すれば問題ありませんが

気なると思います。しかし ツーリングモデルでは

2500rpm付近のトルクの落ち込みが出ていましたが

ソフテイルエンジンでは出ませんね カムは一緒なのにねー

落ち込みがないので 加速感はツーリングモデル以上かも?

排気量が114なので馬力よりも トルクが16kg-m超え

凄いエンジンに生まれ変わります

(グラフの馬力やトルクの測定値は 測定する時期によって変化するため

参考程度でお考え下さい 気温が上昇すれば測定値も下がりますので)

 

以上 ミルウォーキーエンジンのデーターです(全部ではありません)

これらのカム交換は あくまでも セッティング技術があってこそ

なので 経験をたくさん積んでいるお店にお願いする事を

おすすめいたします 当店から近隣の方々はお店に足を

運んでいただければ 詳しくお話しもいたしますよ

 

 

どれぐらいかかるのかなぁ〜お見積もりは

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