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ロードホッパーのカム交換 Kei’s episode27

みなさんこんにちは

サービスの小野田です😊

 

今回は鈴木師匠のハイカム交換の作業を見させて頂きました

 

車両は、当店ではあまり見ないロードホッパーです

チューニング依頼があり、エンジン自体もハーレーのエンジンなので何も問題ありません

が ロードホッパーのインジェクションのチューニングはハーレーのデルファイ社と違い

マイクロテック社製のコンピューターで制御しておりますので 色々と勉強しないとチューニングが出来ません

社長に聞くところ 多分 当店が 1番台数を作業してるとの事です 凄いなぁ〜

 

写真を撮ろうとしたら もうすでにカムカバーが外れている状態でした👀

 

おっと!!

これは、スプリング式のチェーンテンショナーではありませんか👀

 

拡大してみると……

今回は、オレンジ色のシューの部分が摩耗はそこまで摩耗されていなかったので油圧式のチェーンテンショナーやカムギヤ化の交換する依頼はなかったようですが、おすすめとしては交換した方がよろしいかと思います!

なぜなら、スプリング式のテンショナーはスプリングの張力によってオレンジ色のチェーンとの当たりが強くて摩耗しやすくなるからです

オレンジ色のシューの部分が摩耗しすぎると、シューの部分が破損する可能性があります

詳しくは、Kei’s episode24に書いてありますので良かったら覗いてみてください😁

 

この赤い輪のような特殊工具はチェーンにテンションを掛けないようにして取外しやすくする為です

 

カムサポートプレートとカムシャフトが取外し終えたところのようです

 

クランクシャフトの振れも規定値以内でしっかりと確認し

 

今回交換するカムシャフトは…

アンドリュース チェーンドライブ カム TW21

このカムの特徴としては、低速域のトルクが得られるカムです

他にも、TW26などがあります!

TW26の特徴は、高速ツーリングで最適で、中回転域でのトルクアップが得られるカムです

人気があるのは ノーマルエンジンならやはり低回転寄りの21カムですかね〜

26カムは ボアアップして排気量で低速トルクを稼ぎ出し 中速からはカムの特性を利用して

さらに力強く走る様な感じだそーです (社長に教えてもらいました)

僕はカムを変えると馬力がアップするものかと思っていましたが エンジンの出力特性を

変える部品だと改めて教えて頂きました

社長曰く 馬力やトルクをあげるなら ボアアップに勝るものは無いと!

確かにハーレーもツインカムエンジンが88から96 そして103 110 と排気量が上がってます

ミルウォーキエンジンも 107   114   117  と排気量上がってますからね〜

 

 

Tw21(左) 純正カム(右)

 

 

タイミングマークもしっかりと確認し、これから組付けていくとのことでした

 

余談ですが……

以前、僕がカム交換で作業した車両のチェーンとは全然違うんです!!!

同じツインカムでも年式によって全然違うんです

 

今回、鈴木師匠が作業した車両のクランクシャフトとカムシャフトを繋げているチェーンは

サイレントチェーンと言います

 

 

以前、僕がブログを上げたKei’s episode24ではこちらのチェーンは

ローラーチェーンと言います

 

 

 

サイレントチェーンは、字の通り作動した時の機械音を低滅する目的で作られています。それに伴ってローラーチェーンに比べて厚さが太くなり、重くなってしまうチェーンです

標準装備されている年式は、1999年~2006年

 

ローラーチェーンは、サイレントチェーンに比べて厚さが薄くなり軽量化に改善されています!作動した時の機械音としてはサイレントチェーンには劣りますが、そこまで気にならないレベルに改良しているチェーンです

標準装備されている年式は、ツインカムだと2007年~2017、ミルウォーキーエイトだと2017年~2019年です

 

いずれ、僕も鈴木師匠のような人になれるように一歩ずつ進んでいきます😁

※スプロケットに弧を描いた突起物がありますが、これはオイルをかき回すように作られているとのことでした!

年式によって全然違うのでそこはとても新鮮でした!

 

ハイカム交換の作業が埋まっているので、作業を進めて参ります!

みなさんもハイカムに交換してハーレー本来の力を実感してみてはいかがでしょうか?👍

 

それでは、今日はこのへんで失礼します😊

 

 

 

 

 

 

 

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